これまでGoogleの2段認証でログインする為に必要な認証コードを受け取る方法として主に3パターンありました。
- 承認システムアプリからコードを取得
- キャリアーメールでコードを取得
- 電話番号の音声通話でコードを取得
キャリアメールは大手携帯電話会社のドコモ(@docomo.ne.jp)、au(@ezweb.ne.jp)、ソフトバンク(@softbank.ne.jp)などですが、最近は格安スマホも増えてキャリアメールを持っていない人も増えてGoogle Authenticatorを利用している方も多いと思います。
ちなみに私は昨年の夏にキャリアメールを捨てました。
キャリアに縛られるメールアドレスはシンプリストの理念に反してますし、将来的に格安スマホへの移行も視野にいれると早い段階でキャリアメールから離れたかったという理由からです。
ただ、キャリアメールを捨てた事でGoogleアカウントの2段階認証のコード取得は非常に不便になりました。コード取得の為だけのGoogle AuthenticatorをiPhoneに入れておくのは個人的にありえないので電話番号による音声通話でのコード取得の一択でした。
国外ではSMSでコードの取得が出来るのでなんで日本国内だとキャリアメールしか使えないんだ!ずっとそう思っていたのですが、実は今回SMSでのコード取得が可能になったことが分かりました。
設定を音声通話による取得からテキストメッセージに変更
スマートフォンの設定でコードの取得方法として「テキストメッセージ」と「音声通話」が選べます。逆にこれまで利用できたキャリアメールは利用不可になりました。
私はもともと音声通話を選んでいたのですが、キャリアメールをコード取得方法として選んでいる方で変更したくない方はいじらない方がよいかも知れません。
もっとも、基本的にSMSは受信無料なのでテキストメッセージに変更するデメリットは特にないと思いますが。
設定完了前に一度利用できるか確認するステップがあり、そこでは登録した電話番号宛てにテキストメッセージ(SMS)が送られてくるので、届いたコードを入力して設定完了です。
これで悲願のSMSによるコード取得が可能になりました。
いつから日本国内でもテキストメッセージでコード取得が出来るようになったのか不明ですが、少なくても2016年6月の時点ではテキストメッセージでコード取得が出来るようになっていたようです。
キャリアメールではなく携帯番号宛てに届くテキストメッセージに対応したことで、MNPしてもこの方法で承認コードが取得できますね。