アメリカで今年の夏にサービスインを予定している話題のApple Cardについて新しい詳細が報告されている。
まず、最初にApple Cardは1つのカードを複数アカウントで利用することはできない。Apple Cardはひとり1つ、また1アカウントにつき1つ紐づけすることができるようだ。
物理カードの申請コストは無料、チタニウム素材にレーザー刻印されたとても凝ったデザインにも関わらずだ。それだけじゃない、紛失時の再発行コストも無料になるとこのと。紛失時のカード凍結はウォレットアプリで行うことが可能だ。
Apple CardのアクティベーションはiPhoneにタップするだけ、現行のクレジットカードのほとんどで必要とされている電話でのアクティベーションは不要、またカード利用時の署名を不要とのことだ。
既報のとおりApple Cardにはカード番号も氏名の記載もない。これらの情報はアプリで確認できるのだが、通常カード裏にあるCVVセキュリティ番号の扱いについてどうするかはまだ不明。
エンタメはピンク、食品はオレンジ、ショッピングは黄色、など
面白いのがiPhoneのウォレットアプリに表示されるバーチャルApple Cardのグラデーションデザインだ。このバーチャルカードはカードの利用内容によってグラデーションが変化するようで、例えばカード利用した食品購入が多ければオレンジ系、映画チケットやリゾートの入場料などでの支払いが多ければピンク系のグラデーションに変化するとのこと。